weekly Food104 Magazine 2017年9月13日号


● 東京OFF会+旬の味を食らう会
● 莫莫居鶯のお知らせ
● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 王利彰のレストランチェック

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● 東京OFF会+旬の味を食らう会

 東京off会 平成29年第9回旬の味を喰らう会のご案内

 暑い夏を体感していないので変な気分ですが、足を挫いて車椅子生活を
1月半ほどしていた私としては、過ごしやすく助かりました。足も回復に
向かうとともに食欲も出てきたと思ったらもう食欲の秋ですね。

 佃さんのご案内です。

9月に入りすっかり秋めいてきました。今年の夏は、ギラギラした太陽
の出番が少なかったせいもあり、夏があっという間に過ぎて何となく秋に
なったような不思議な感覚です。

とは言え、行きつけの居酒屋では秋刀魚フェアが始まりました。茸料理
もお勧めメニューに入るようになりました。日本人の食は季節の移り変わ
りと密接な関係があるのを痛感させてくれる、そんな秋の始まりです。

 さて、今回は秋を感じさせてくれる代表的な2魚種を、旬という基本に
返って味わってみたいと思います。道東の秋の味、秋刀魚と秋鮭を釧路か
ら送って頂く事にしました。

 毎年8月のお盆明けからサンマ漁の大型船が出漁します。サンマの水揚
げが始まると漁協の食堂では毎日サンマ料理が提供され、港の関係者はこ
の時期のサンマは毎日食べても飽きないと言います。鮮度の違いもあるの
かも知れませんが、本当に旬のサンマは美味しいのだと思います。

 関東ではサンマの刺身といったら、醤油に生姜という方が多いと思いま
すが、北海道流は醤油に一味唐辛子です。こちらも美味しいので、今回お
刺身が提供されてら是非お試し頂きたいと思います。

 次に道東の秋鮭、メスならちょうど卵を持っていますので、自家製イク
ラも楽しめます。養殖サーモンに比べると脂は少なめですが、身が締まっ
た天然鮭は、ムニエルやフライがとっても美味。

 その他は、マツブ貝、サメガレイ、ソウハチガレイ、浅羽ガレイ、柳ガ
レイといった鰈類になる予定です。最近益々腕を上げられている川島料理
長に、秋の代表的な魚を美味しく料理して頂きましょう。なお、ご案内し
た魚は、天候や水揚げ次第で変わる可能性がありますが、その際はご容赦
下さい。


1. 開催日時
     平成28年9月25日(月)午後7時〜

2. 場  所
     莫莫居鶯(ばくばくきょ うぐいす)
      〒171-0021 豊島区西池袋1-18-1五光ビル地下1階
      TEL:03-3987-0085
      http://www.bakubakukyo.com/
      店舗責任者 侯(こう)

3. 会 費
       5,000円

4. 出席については、"王利彰" Toshiaki Oh [oh@sayko.co.jp]宛て連
絡し   ていただきますようお願いします。

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● 莫莫居鶯のお知らせ

 皆さん今晩は!

最後の猛暑と言った感じでしょうか日中は30℃を超える日がまだあり
ますが薄手の長袖が必要になってきましたね。これから秋、冬に向け暖か
い商品を考えて皆様に楽しい一時を莫莫居でご提供できるよう考えていき
たいです。
 
 お薦め料理

●イワシつみれ鍋
 まだ少し早いかも知れませんが冬にお出ししたい鍋を隔週1品ずつです
がご提供していきたいと思います。最初にイワシのつみれ鍋おご用意致し
ます。骨ごとすり潰し下味を付け団子にしました。生姜の効いた塩ベース
のお出汁で葱やキノコとイワシの味を楽しんでもらう為にシンプルなお鍋
に仕上がっております。
 
●豚足の柔らか煮
 コラーゲンの代名詞・豚足を鶏ガラと豚骨の出汁で煮込みました。煮崩
れるギリギリまで煮込んでありますので、とても柔らかくさっぱりと仕上
がってます。夏の日焼けで傷んだ肌の修復に必要なコラーゲンをたっぷり
含みながら、余計な脂肪分を取り除いて仕上げておりますので、女性の方
にお勧めの逸品です。これから冬にかけて様々な味付けでご提供していき
たいと思っております。是非ご賞味ください。
 
 今週ご紹介させていただきたい日本酒は龍力(タツリキ)でございま
す。
 龍力は【第一回燗酒コンテスト 優秀賞】を受賞した生もと造りの特別
純米酒です。一度は、お試し頂きたい逸品です。

 日本一の品質と言われる酒米【山田錦】の主産地播州・兵庫県にある酒
蔵として、兵庫県特A地区産の山田錦の特上米にこだわります。仕込み水
で利用している揖保川の伏流水は、鉄分の少ない清冽な軟水で大吟醸造り
最適地で、龍力・米のささやきは大吟醸の頂点を追求し続けています。

 是非、一度ご来店頂き、ご賞味くださいませ!

●莫莫居 鶯の昼飲みのご案内
 莫莫居 鶯では只今昼飲みを推進しています!キリンのハートランド生
ビールは勿論、おつまみなどもご注文頂けます。平日はランチ等で込み
合っていますが、土日はゆっくりお酒を楽しめる空間になっていると思い
ます。ご利用に際してはなんなりと従業員にお声をおかけください。

 美味しい丹精込めた手造り作りの料理でお待ちしております。

  料理長 川島

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
       東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1 
電話  :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com 
HP   :http://www.bakubakukyo.com/ 
facebook:https://www.facebook.com/bakubakukyouguisu?fref=ts
担当  :侯(こう)
営業時間:ランチ  月〜日   11:30〜15:00
     ディナー 月〜日・祝 17:30〜24:00

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州より上田さんです。

  【博多金龍】

 小腹がすいたので国道3号線ロードサイドのラーメン店に入りました。
「博多金龍」という西日本でチェーン展開している豚骨ラーメンの店で
す。

 夜10時頃で10人ほどのお客さん、壁には漫画コミックが並び若い人たち
がテーブルに積み上げてラーメンをすすっています。メニューは充実して
いて、
豚骨をベースにチャーシューや煮卵、野菜などのトッピングも豊富です。
にんにくや辛子高菜などの博多ラーメンに定番のものはセルフで入れ放題
になっています。

 オーソドックスな豚骨ラーメンで410円と割安な価格です。味は突き出
た感じもなく普通のもの、化学調味料のピリピリ感も弱いので、ある意味
本当に普通。30数店舗も展開しているのですが、抜きん出ている感はなく
熱狂的なファンがいる風でもない。ある意味安定している。

運営会社はヒル・トップフードシステム
http://www.hilltopfood.com/

 草食のインテル「アリアケ入ってる」のアリアケジャパンの関連会社で
す。
http://www.ariakejapan.com/

 アリアケジャパンは、天然系、特に動物系の調味料、出汁。食品エキス
の製造ではナンバーワン企業です。本社は長崎県佐世保市。創業の岡田甲
子男さんが小さく始めた会社が、インスタントラーメンのスープのベース
に使われることで需要が伸びて300億円を超える売上高で東証1部に上場
しています。展示会等でもブースを構えて提案されているので皆さん良く
ご存知だと思います。
 ラーメンスープ、ガラスープ、デミグラス、フォンドヴォー、ブイヨ
ン、コンソメなどの業務用製品を製造しています。オートメーションで
スープを取り出す仕組みは素晴らしいものらしいです。テレビの紹介でチ
ラ見でしたが、規模も大きく、原料から無駄なくエキスの抽出をしていま
す。基礎的なスープの煮出しを任せて、元ダレの調整だけ自店舗で行なう
というラーメン店も多いのではないでしょうか。スープを取ることを外せ
ば、厨房のスペースも労働時間も省略することが出来ますからね。都市型
店舗には向いている仕組みだと思います。際立った特徴が無くなってツマ
らんという方も出て来る可能性はありますけどね。そこから先の集客はタ
レと、接客、店の雰囲気ということになるのでしょう。

 博多金龍が圧倒的勝者になっていない。じゃあ美味しくないのか?そう
でもない。同業他社への遠慮なのか、コンテンツ不足なのか、戦略なのか
測りかねますが、案外、市場の様子を掴むマーケティング機関と割り切っ
ているのかもしれません。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に
戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラ
クター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、
食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントと
して独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提
供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り
組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経
験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、
クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提
案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、そ
れらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。


2)『vol.47 焼鳥は夕夜間強化でトップチェーン追随の切り札』

全国に55,000店を超える店舗展開を誇るコンビニエンスストア
その日々進化する商品を日々ウォッチする筆者の、専門家ならでは
の視点と、コンビニ食を活用したレコーディングダイエット記。

 前回は日本全体も抱える問題ですが、特にコンビニが苦しむ人手不足に
ついて取り上げました。今回のテーマは各チェーンが昨年あたりから急激
に強化を進めている、カウンターFFの焼鳥です。vol.43でも取り上げた
がっちりマンデー!!でファミマの焼鳥強化の模様が紹介されたり、ロー
ソンの「でか焼鳥」が日経MJヒット商品番付にランクインしたりと、メ
ディアへの露出の多さも注目度の高さを物語っています。

 他業態を見ても外食では鳥貴族が長らく絶好調。国産のチルド(冷凍原
料とはジューシーさが圧倒的に違います)の鶏肉を、当日の朝から店舗で
人の手での串打ちにこだわる鳥貴族。そのジャンボ焼鳥のジューシーさや
コストパフォーマンスは、他社にはそう簡単に真似できるものではありま
せんが、模倣業態が乱立しています。また長期間不振にあえいでいたワタ
ミは、「三代目鳥メロ」という新ブランドの立ち上げにより、見事に業績
を回復させました。スーパーマーケットなど小売の現場でも焼鳥は惣菜カ
テゴリーでも売れ筋上位で、鶏肉自体も牛や豚に比べ安価に安定調達でき
るメリットがあり、鶏消費の拡大の一因となっています。

 貪欲に客単価アップや、新客層の掘り起こしを怠らないコンビニ業界が
鶏ブームを見逃すわけがありません。セブン独走を許している二位以下の
チェーンの最大の課題は、平均日販の差と言われていますが、とくに夕夜
間の差が大きいです。その差を埋めるべく主婦層に夕食のおかずの一品と
して、左党にはお酒の肴として、新たな売上を生みそうな切り札が焼鳥
だったというわけです。
 合併でファミマへ看板替え真っ最中のサークルKサンクスが、元々差別
化商品として打ち出し、好評を博していたのが焼鳥でした。品揃えも多
く、筆者が個人的にも大好きな部位のぼんじりなどもありました。サイズ
も大ぶりで他チェーンでは考えられない調理オペレーションですが、店舗
でホットプレートで焼いて出すという手間のかけかたも、味の良さにつな
がっていました。ローソンは一時期、強引ですが冷凍の焼鳥をフライヤー
で揚げていた時期もありましたが、やはり油でベトベトしていました。今
は各チェーンの調理法は工場であらかじめ、スチームや炭火焼で加熱し冷
凍した焼鳥を、店舗で電子レンジで解凍・加熱調理しているようです。筆
者が巡回したポプラ、スリーエフでは焼鳥は発見できませんでしたが、上
位4チェーンの焼鳥を比較してみました(文中の商品仕様、価格などは
2017年9月時点の首都圏地域のもの)

焼鳥比較画像
https://yahoo.jp/box/z22HJw

焼鳥包材比較画像
https://yahoo.jp/box/aZL-ey

 以下4チェーンの比較データです。他にも各社数種類の品揃えがあるよ
うですが、筆者が訪れた店舗にあったものです。価格は税込、重量はミニ
ストップ以外はももたれの串(約4g)込みの重量です。

・セブンイレブン
(ももたれ、もも塩)130円、52g、2.5円/g
 今回探すのに一番苦労しました。まだ店舗限定販売で本社に問い合わせ
て販売店舗を教えてもらいました。他社がすぐに食べずに持ち帰りを想定
し、賞味期限も長い常温FFで展開している中、唯一ホットキープでした。
その為、乾燥防止用にフィルムに入っていて、多少べちゃついた感じで
す。カフェオレの例もそうでしたがあまりに巨体になってしまったばかり
に、新商品の全店展開が他社より遅れがちのセブンですが、そこは王者の
威厳で虎視眈々と改良を加え拡大を狙っているかもしれません。

・ファミマ
(ももたれ、もも塩、かわたれ、かわ塩)128円、69g、1.9円/g
 ホームページをみるとチルド原料使用をアピールしていますが、製造後
冷凍されているので残念ながら他社から味の面での差別化にはいたってい
ません。さらに残念だったのが、肝心の売れ筋のももたれの片面がぺった
んこの形状だった事です(他の種類は問題無し)。原因ですが以下はバイ
ヤー経験を持つ筆者の想像です。がっちりマンデー!の放映内容からリ
ニューアルに向け非常にタイトなスケジュールだったようです。製造を急
ぐと何かと不具合が出がちです。凍結を規定量以上の量で行ったり、規定
のコンベアのトンネルやスパイラルフリーザーに加えて、緊急でバッチ式
のパン凍結もしたとしたら底面が真っ平らになって冷食まるだしの残念な
感じになってしまいます。

・ローソン
(ももたれ、もも塩、かわたれ、ねぎま、豚バラ、ハラミ)
127円(豚バラのみ160円)、73g、1.7円/g
 でか焼鳥と銘打っているだけあってボリューム感あふれます。ホーム
ページによると備長炭使用をアピール。冷凍後の食感維持が大変なねぎに
も果敢にチャレンジしています。他社がFF汎用の包材に二本ずつぐらい包
装するのに対し、唯一焼鳥専用の包材に一本ずつ入れて販売する気合いの
入れようです。

・ミニストップ
(つくねもも)128円、83g、1.5円/g
 ももとつくねを交互に刺すという変わったコンセプト。4社中一番重い
ですが、焼き感が最もなく、ねぎが無いのにねぎ風味の調味料で味付けし
て人工的に感じます。元々FFの品揃え豊富でファンを獲得しているミニス
トップ。あえて他社ブームに乗って焼鳥では勝負しないという割り切り感
が伝わってきました。

 総じて各社努力はしていますが、バックヤードでしっかりと熱源で加熱
しているスーパーマーケットなどの焼鳥と比べても、店舗での最終レンジ
アップ調理では限界があります。筆者もするのですが、家庭ではトース
ターで焼くか、ガストーチで炙ると格段に香ばしさが増します。また各社
お酒の肴を意識しすぎてか塩分高めで、世間一般の焼鳥より大きめな事も
あいまって、完食するとかなり塩辛いです。そこでオススメなのがアレン
ジレシピです。今回のコーナーの為に大量買いした焼鳥は、そのままでは
我が家では食べ切れなかったので、串から外して親子丼にしました。その
辺りは心得ているのか、ローソンはホームページでよだれ鶏やピンチョス
など凝ったアレンジメニューを提案しています。

 今後各社どんどん改良を加えてくることでしょう。みなさんも秋の夜長
に、手軽に近所のコンビニの焼鳥を楽しんでみてはどうでしょうか。

9月11日時点筆者体重 68.0kg、前回比±0kg
大好物の秋刀魚の季節到来。お酒の量もついつい増え減量は小休止・・・

【筆者プロフィール】

矢部 忠継

 昭和47年(1972年)横浜生まれ。京都大学文学部卒業後、リゾートホテ
ルチェーン、ファミレスチェーン、外資系会員制食品卸、コンビニチェー
ン本部を渡り歩く。各社でマーケティング、原料調達、商品開発、市場分
析を担当。その後は国内最大手の市場調査会社にて流通業のデータ分析、
セミナー講師、レポート執筆を担当。直近では飲食業態も展開するドラッ
グストアチェーンの飲食部門責任者を経て、現在は求職中。趣味は43歳に
して免許を取ったバイク、バドミントン、ゴルフと
料理。東京都江東区在住。愛車はボルボV70、ホンダホーネット、ヤマハ
シグナスX SR。

※当コンビニレポートコーナー内で述べられているコメントについては、
各種データ、筆者の知見に基づき作成されていますが、その全てが正確
性、確実性を保証するものではありませんのでご了承下さい。


3)食の本場イタリアの大橋美奈子さんから

南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第101回

 今日は我が家の近くのアグリツーリズモ、マッセリア フェッリのヴェ
ンデミア(ワイン用のブドウの収穫)の日でした。2日前に久しぶりの雨
が降り、昨日の晴天で濡れたぶどうの実が乾いたところでの収穫となりま
した。

 こちらは私たちがコーディネートさせていただいている「イタリア好
き」というフリーマガジンでもご紹介した18世紀から同じオーナーが所
有する由緒正しいマッセリアです。

 マッセリアというのは「豪農の館」または「荘園の母屋」とでもいうよ
うな農地の所有者及びそこで働く使用人の住居などの建物を含めた農園の
ことで、南イタリア独特の単語であります。特徴としては母屋に見張り台
とか鉄砲を設置する穴とか外敵からの攻撃を防御する為の構造があること
です。侵略され植民地化されて来た長い歴史のあるプーリア独特の伝統で
あります。

 実はここ10年ほど州政府が観光プロモーションに力を入れているプー
リアでは、売りに出ている荒廃したマッセリアを買い上げて整備しホテル
として蘇させるケースや新しく建設したホテルをマッセリアと称するなど
ちょっとしたマッセリア・ブームが起こっていますが、こちらは色々な意
味で伝統的な正真正銘のマッセリアと言えます。

 ブドウ畑は7ヘクタールあり、自家消費用とアグリツーリズモの滞在客
や併設されているレストランで提供する分以外は地元のワイナリーにブド
ウのまま売却しています。栽培されているブドウは白ワイン用の土着品
種、ヴェルデッカ、ビアンコダレッサノ、赤ワイン用の世界的に有名な品
種カべルネ・ソヴィニョン。

 白は地元マルティナフランカのDOP(原産地名称保護制度)にも登録され
ているマルティナフランカ(町名とワインの名前が同じ)というワインに
なります。赤のカベルネ・ソヴィニョンは地元のワインにはあまり使われ
ない品種ですが、このマッセリアがブドウ畑を新たに整備して苗を植えつ
けた2004年当時は言ってみれば流行りの品種だったのです。ポリフェノー
ル効果による赤ワインブームは日本ではもう少し前の時期からだったかと
思いますが、90年代の後半ごろから「スーパータスカン」などのトス
カーナワインのブームなどにも影響されてプーリアでは大手ワイン会社が
畑を買い漁り売れるワイン用のブドウが作られるようになりました。

 その後「種の多様性」の保護という社会的流れの中でまた土着品種が注
目されるようになりましたが、ブドウの木はそう簡単に植え替える訳には
いきません。

「私はどちらかというと白ワインが好きなの」白は土着の品種を残したけ
れど、赤は外来種に変えたオーナーの心中やいかに。

Vendemmia 2017 @Masseria Ferri

ワイン用のブドウの収穫2017@マッセリアフェッリ
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1545042315542513.1073741841.100001102784712&type=1&l=ab755abba0

Tutti a tavola in Contrada San Salvatore
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.751298541583565.1073741832.100001102784712&type=1&l=82ee8281bf

フリーマガジン 「イタリア好き」
http://italiazuki.com

マッセリア フェッリ
http://www.masseriaferri.com

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人の
ジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、
レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストラン
のビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した
超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業した
ビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
 そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を
授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、
主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。
母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園
で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しん
でいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信
をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が
惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報を
お届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りが
プーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリア
という会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも
随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人の
ヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という
方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家
的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫
といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウを
はじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。
プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で
生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係に
あります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、
飲み物たちをご紹介させていただきます

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア
料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きな
アメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア 
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール 
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご
意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌
憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食
材情報もお知らせください。
 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門
家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられる
ようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。
ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック-----------------------------------
■□

TRAD MEJIROの旬香亭と南国酒家

 いや今晩は眠いですね。深夜のアップルの製品発表会を見たおかげで
す。
https://www.apple.com/apple-events/september-2017/

 痛めていた足も回復し、食欲全開です。前回ご紹介した、TRAD MEJIRO
を気に入り、旬香亭に2回、中華の南国酒家に2回、合計4回も訪問してし
まいました。

 JR目白駅に隣接するTRAD MEJIROはなかなか良い飲食店を備えており、
JR経営かと思ったら、NTT都市開発経営です。NTT(元・電信電話公社)は
昔は電話交換機のために都心にビルを構えていましたが、数年後には電話
回線のIP化で多くの空き物件が出ます。都心の良い立地の物件が多いので
その活用が必要のようです。元国有で現在民間企業にはJR東日本や、日本
郵便などの良い立地の企業が多いですね。最初はJR系か日本郵便系の施設
と思っていたのですが調べるとNTT系でした。ここ目白と隣接した、落合
は高級住宅地が多い文教地区ですので(学習院大学、目白学園、立教大学
が近所にあります)、それに合った落ち着いた飲食施設を誘致するように
したようです。1階にはカジュアルなお店、2階には、旬香亭、あえん、南
国酒家、ロイヤルガーデンカフェなどのお店、地下にはクイーンズ伊勢丹
が入っています。駅隣接で駐車場もあるので私のような体の悪い高齢者に
は助かります。
 
公式HP
https://tradmejiro.jp/
http://www.nttud-bs.co.jp/company/outline.html
https://www.nttud.co.jp/company/mediumterm/index.html

情報HP
https://www.nttud.co.jp/news/pdf/888.pdf

1)目白旬香亭
 前回訪問し、豚カツが美味しかったのですが、私の大好きなタンシ
チューが品切れで再挑戦です。今回はその他、特選牛ステーキ350g、ヒレ
カツ、ハンバーグ220g、カレーライス、エビフライ、パテドカンパー
ニュ、シーザースサラダ、を注文。タンシチューは柔らかく美味しいです
が、タンが細く切ってあり、根岸の香味屋の見事な姿のタンシチューには
及びません。ヒレカツ、ハンバーグ220g、カレーライス、エビフライ、は
美味しくて高評価ですが、特選牛ステーキ350gは健康的な赤身牛を見事な
焼き方で仕上げていますが、私にはちょっと堅すぎました。豚カツと一緒
に洋食を楽しみたいという家族連れにお勧めの落ち着いた店です。

今回画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1453039241439573&set=pcb.1453039588106205&type=3&theater

前回画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1430195303723967&set=pcb.1430195870390577&type=3&theater
https://news.walkerplus.com/article/61246/

公式HP
http://www.shunkoutei.com/mejiro/
http://tradmejiro.jp/

公式facebook
https://www.facebook.com/tradmejiro/?hc_r
ef=ARSKMOcyAmeG5_tO4ovF9aMMo-15Ao-ZBof0yQ-
Eq7M4N6dK8K8bFMuFCjiS6Aj6iLI

2)南国酒家
 原宿表参道で1961年からお店を構える老舗中華です。表参道に建ってい
た、高級マンションの元祖、コープ・オリンピアに入っていました。私
は、大学時代に原宿にラフォーレ原宿横のアパートで2年ほど間借りして
いたころ、時々利用していました。日本的な中華料理で食べやすいので
す。小さな子供でも辛くないので最適です。 

今回画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1438592769550887&set=pcb.1438593256217505&type=3&theater

公式HP
http://nangokusyuka.co.jp/store/list.php

情報HP
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%A2

3)ロイヤルガーデンカフェ
 食事の後に便利なのがここです。

今回画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1438622266214604&set=pcb.1438622519547912&type=3&theater

公式HP
https://www.royal-gardencafe.com/shop_mejiro.html

4)宮越珈琲
食後に必ず寄るのが、札幌発祥の老舗コーヒー店、宮越珈琲です。昔な
がらの落ち着いた店構えがよいですね。欠点は午後9時閉店だということ
です。

今回画像
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前回画像
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公式HP
http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/
https://r.gnavi.co.jp/shta7yxf0000/

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